成福院 法話の会 写経会10月
令和元年10月20日(日)10:00~12:00
14人参加されました。
初めての方が大勢おられましたが、皆さん時間内に書き上げられました。
今月の法話は、
「苦」についてでした。
なぜ、お釈迦さまが出家されたのか、という理由から説明されました。
出家されて6年間修業をされて、悟られた答えは
「一切皆苦」
つまり世の中は自分の思い通りにならないことばかりであるという答えを出されました。
私たちはいろいろなことに期待をしてしまう生き物です。
しかし期待や思いが強い反面うまくいかなかったときに失望感や
もしくはそれが憤りにつながってしまうのではないか。
ではどうすれば、
映画「男はつらいよ」のワンシーンに
甥っ子に、「おじさん、人間は何のためにいきているのかな?」
寅さんの答えは、
「あー、生きててよかったなあーと思うときが、何べんかあるじゃない、
いつかお前にもわかるときが来るよ。だから頑張れ」
お釈迦さまが人生は思い通りにならないことばかりだと
おっしゃられていますように人生はつらいことや苦しいことのほうが多いものです。
上手くいったときや幸せな時をラッキーだと思うことが大切なのではないでしょうか。
「生きててよかった!」と思う瞬間のために精進を重ねてまいりましょう。
というお話でした。
お接待は、栗ご飯と澄まし汁でした。
おかわり!の声があちらこちらで起き
嬉しい悲鳴でした。
次回は、11月10日です。皆さまのご参加をお待ちしております。
成福院では、お寺に来られたらもれなく法話がついてきます。
法話をきいていただいて、それから、
何かワクワクする催し物が始まります。
皆様のご参加をお待ちいたしております。