良いご縁と出会う為に
新年度が始まりました。皆様の中には進学する人・新社会人になる人・新生活を始める方もおられるのではないでしょうか。新生活をスタートする人は必ず今まで会ったことのない方に出会うことになります。最初はお互いに気を使いながら接っしていき、徐々に慣れていくことでお互いの事がわかってくるのですが、同時にその人の良い部分と悪い部分を知ることになります。
同じ職場やクラスに嫌な人がいれば会いたくないなと思うことが多いのは無理もありません。しかし人は環境次第で良くなることがある事を忘れてはなりません。その人がたとえどんなに嫌な人であっても良いご縁や良い人に出会うことで生まれ変わる可能性があるのです。かつては非行を繰り返してた人が良い先生との出会いをきっかけに立ち直り、今ではボランティア活動に従事されてる方もおられます。逆に幼少期から勉強もスポーツも出来、誰からも慕われていた人が一回の挫折で道を踏み外してしまうこともございます。
弘法大師様は「物に定まれる性無し、人なんぞ常に悪ならん。」という言葉を残されております。
物を人物と捉えますと人は生まれながらに決まった人格は無く、環境次第で良くも悪くもなるいつもその人が愚かなわけではないということです。新たな出会いの中には第一印象から良くなかった人もいるかもしれません。しかしその人が大きな問題を抱えていた・あるいは切羽詰まった状況にいたとなれば話は変わります。偶然その時は良くない状況にあっただけで落ち着けば優しくて思いやりのある人である可能性もあるわけです。
だからこそ人を最初の印象だけで判断するのではなく、今は良くないけどきっと良くなるし、この人にもいいところがあるはずだと言い聞かせて、人と付き合い良いご縁を築いていくことが大切なのではないでしょうか。